




“Buchafu”はコンゴを拠点とした写真家James Balumisaと6人のファッションデザイナーのコラボレーションzine。捨てられたボトルや放置された機械の部品のような廃棄されたものをアートに形を変えた、伝統的アートの境界を越えたものである。
アーティスト達は捨てられたものに生命を吹き込み、衣類を美しい人間の形にだけではなく力強いシンボルを創っている。
彼らの作品を通して、コンゴ共和国だけでなく、不運にも世界のゴミ捨て場となっているアフリカ大陸全体に差し迫った課題に向き合う事を伝えている。
ガサツな固形廃棄物の管理は気候変動の大きな原因であり、2016年の世界の温室効果ガスの排出量の5パーセント近くを占める。このことは、環境への影響を軽減するために、より持続可能な廃棄物の管理方法を実践する緊急の必要性を強調している。このテーマの探求でこのアーティスト達は放棄された断片を視覚的なタペストリーに変えることで、環境責任、社会経済的不平等、そしてより持続可能な未来に向けた集団的な団結を語る。
James Balumisaは、コンゴ出身の写真家。また、印刷物が一般的ではないアフリカでアフリカ文化と芸術を印刷物を通して広めたいと考えていて、本作は彼が初めて制作したZINE。