それは世間や周囲の環境に対しての抵抗か、
はたまた自分自身へ抗うことか。
なにに抗って、なにと闘って、
なにを越えればいいのだろう。
簡略化されて、わかりやすさばかりが
求められるこの時代。
思考停止。あっちからこっち。閉塞感。
もっと自由でいいのに。もっとフラットでいいのに。
偉そうに鎮座する連中が今日も搾取を繰り返す。
そんな時代だからこそ、
自分だけのスタイルを見つけたい。
無理して尖らなくていいし、
すべてを跳ねのける必要はない。
それでも飲み込まれないように、流されないように、
しっかりとした軸をつくろう。
ファッションやカルチャーのシーンには、スタイルのヒントを与えてくれる人たちがまだまだいる。
つまらない世の中を時代のせい、誰かのせいにしたい気持ちは、痛いほどわかるけど、どうせならその悶々とした感情をエネルギーにして、一緒に楽しいなにかを生み出していこう。
この1冊をどのような状況でも、まっすぐと前を見据えて立ち続ける人々に捧ぐ。
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