












フォトミュージアム・ウィンタートゥールは、世界屈指の美術館があるスイスのヴィンタートゥールに1993年に開館した写真美術館。現代の写真家やアーティストたちが集うアートフォーラムであり、また19・20世紀の巨匠たちの作品を所蔵・展示する古典の写真美術館でもある。
本書はその25周年を記念して発刊されたもの。前半は所蔵する作品のうちピックアップしたものに対して、アート関係者やアーティストなど25人が個人的な思い入れや美術館とのかかわり、歴史などを語る構成となっている。後半には技術者から管理スタッフまで、25人の博物館従業員の写真の肖像画が収録されている。また、デジタルの写真をどのように収集することができ、機関の将来が何を保持することができるかという問題についてや、博物館の開発と進化の見通しについても述べられている。
Published by SPECTER BOOKS, 2018
softcover
170 x 240 mm
382 pages